
医療法人徳洲会 帯広徳洲会病院
院長 棟方 隆
この度は帯広徳洲会病院ホームページを閲覧頂き、誠にありがとうございます。当院は平成13年6月に徳洲会グループ50番目の病院として帯広市の隣町・音更町に開院してから19年が経過しました。開院以来、一貫して『生命を安心して預けられる病院』、『健康と生活を守る病院』という理念の基に、医療・福祉は地域住民の方が主役であるという事を常に念頭において、医療福祉活動を展開して参りました。
入院医療については、急性期DPC病棟(3階)、急性期医療後の在宅復帰支援のための地域包括ケア病床、神経難病患者さんや人工呼吸器管理や透析を要する患者さんのための障害者一般病床(4階)を備えたケアミックス型で、年中無休・24時間体制で多種多様な患者さんを受け入れる体制を取っています。
外来医療では、内科では一般急性期患者を始め高血圧、脂質異常症及び糖尿病などの生活習慣病の定期通院患者さんが増加しています。消化器内科では、胃・大腸の内視鏡検査及び治療(ポリープ切除や早期がんの内視鏡治療)を行っており、口からの内視鏡に苦痛を感じる患者さんには体にやさしい経鼻内視鏡を導入しています。循環器内科では、高血圧、不整脈、心不全の患者さんを中心に診ており、心臓カテーテル検査・治療も行っています。外科では体に負担の少ない鏡視下手術を胆石に限らず、急性腹症やがんの手術にも積極的に導入しており、人工透析医療も外科が担当しています。歯科口腔外科は近隣の歯科医院との連携を重視し、紹介・逆紹介患者さんも順調に増加しています。睡眠時無呼吸症候群外来、TAVI(カテーテル大動脈弁置換術)外来及び肝臓外来も順調に患者さんが増えてきております。人間ドック、企業健診及び特定・後期高齢者健診・保健指導も積極的に行っています。
さらに地域の皆様の交流として病気や健康について解りやすく解説する公開医学講座、四季おりおりの院内ロビーコンサート、年1回の病院祭(すこやか祭り)の開催などを行ってきました。
今後は今までの経験を生かして、さらなる診療科及び診療内容の充実と、これまで以上に地域住民に親しまれ、信頼され、愛される病院を目指して、職員一同さらなる努力をしてまいります。今後ともどうぞ宜しくお願い致します。